睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に10秒以上呼吸が止まることが1時間に5回以上ある症例と定義されています。患者様本人が自覚しにくい疾患であるため、気づいていない方も少なくありません。
そのため、「睡眠時間は確保しているのに日中眠気が起きやすい」「はげしいイビキをかく」「睡眠中に呼吸が止まる」といった方は、早めに当クリニックにご相談ください。
※睡眠時無呼吸症は呼吸器内科・耳鼻咽喉科の疾患であり、当院で診断することはできません。呼吸器内科・耳鼻咽喉科からの紹介状をご持参いただくか、紹介状がなければ当院からご紹介させていただきます。
マウスピース療法
(スリープスプリント)
保険
マウスピースを装着することで、下あごが前方に固定され、舌も前へ引っ張られます。咽頭部が広がり空気が通るようになるため、無呼吸状態になりにくく、いびきもかきにくくなります。手術の必要が無く、口に装着するだけで治療が可能です。
特に有効な症例
・肥満によって気道が圧迫されている
・加齢によって顎や舌が沈下している
・無意識に口呼吸をしてしまう
・下あごが小さい
口腔内の検査
マウスピース療法に適した症状か判断するため、口腔内を検査いたします。
入れ歯(残存歯数20本未満)の方や鼻の通りがいつも悪い方、またはあごや歯の成長が終了していないお子様には適していません。
マウスピースの型どり
OSASの確定診断が可能な医科の医療機関からの診断書を元に型どりします。歯やあごの形状に合ったオーダーメイドのマウスガードを作成し、装着時の違和感を最小限に抑えます。
マウスピース装着
装着感をチェックしながら形を整え、試用していただきます。
マウスピース調節
自覚症状や装置の状態などを確認しながら、定期的に診察・調整いたします
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