失った歯を取り戻す、出来るだけ天然に近い歯を
インプラント治療法とは、歯が抜けてしまったあとに人工の歯根を埋め込み、その上に噛み合わせのための人工歯を取りつける方法です。
極めて天然歯に近い状態に回復させる画期的な手術法で、乳歯・永久歯に次ぐ「第三の歯」とも呼ばれています。
この人工歯根療法により、従来の入れ歯とは違い、もとの自分の歯のように噛むことができるようになりました。
従来の治療法との比較
従来の治療 | インプラント治療 | |
周りの健康な歯を削ってブリッジにします。 |
健康な歯を全く削ることなく、単独で歯の無い部分にインプラントを入れます。 |
|
入れ歯を固定するための針金が見た目にも機能的にも不快です。 |
針金付きの入れ歯ではなく、歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ、固定式の人工歯を取り付けます。 |
|
総入れ歯を入れます。入れ歯がズレたり、食べ物が内側に入って痛いこともあります。 |
数本のインプラントを入れて、入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。 |
治療の流れ
STEP1.診断と治療計画
レントゲンなどによって十分な診断の後、インプラント治療に関する説明を受けます。
STEP2.インプラント治療手術
チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局部麻酔でアゴの骨の中に埋め込みます。
STEP3.インプラントと骨がくっつくのを待つ
インプラントと骨がしっかりとくっつくまで約6~24週間待ちます。 この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきます。
STEP4.歯の装着
ITIインプラント治療なら、ここで人工の歯を取り付けます。 手術二回式のインプラント治療の場合はここでもう一度手術してインプラントの頭を出さなければなりません。
インプラント治療終了後は、ホームケアが必要です。正しい歯磨きと定期検診を受けましょう